ルート・シー インタビュアー |
先日は、試作品を送っていただいて、ありがとうございました。 |
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高木 | ありがとうございます。 |
安井 |
いやその、アカデミックさがおもしろいですね。 |
ルート・シー インタビュアー |
そもそも、ルート・ティーというのが、ダジャレから始まってますしね。 |
安井 |
最初、このお話の相談を受けた時に、面白いなと思ったのが、 |
高木 |
お茶って時代に合わせてスタイルを変えて、 |
安井 |
うん。 |
高木 |
僕らのお茶を作る技術、目利きの技術は、最高のものだと思っています。 |
ルート・シー インタビュアー |
なるほど、味の好みは人それぞれ違いますから。 |
高木 |
濃いお茶を好まれる方と、薄めを好まれる方。 |
安井 |
そうですね。 |
高木 |
水で出したら水での味わい。お湯で出したらお湯での味わい。 |
ルート・シー インタビュアー |
ああ、確かにそういった見方ができますね。 |
高木 |
僕らは、素材の特長をできるだけ引き出す努力さえすれば、 それが日本茶の良さでもあると、僕は思うんですけど、 |
ルート・シー インタビュアー |
現代はいろいろな場面でマニュアルが求められていますしね。 |
高木 |
お湯の量と、抽出時間も決まってますし、 粉末のお茶もそうなんです。 |
ルート・シー インタビュアー |
急須ですか。 |
安井 |
なるほど。 |
高木 |
何故かと言うと、今はまだ各家庭に急須がありますけど、 |
ルート・シー インタビュアー |
ああ、そうかもしれないですね。 |
高木 |
「これって、一体何に使うの?」 でも、形を変えても残っていくでしょう。 |